日テレMF長谷川唯(18)が、なでしこリーグ初得点を挙げ、5-0の大勝に貢献した。後半開始から途中出場すると、2-0で迎えた同13分、MF上辻佑実(27)のスルーパスをゴール前で受け、相手GKをかわしてゴール。「うまく抜け出せた。GKを抜いてから緊張しました。今までゴールで貢献できていなかったので、点がとれてよかった」と笑顔を見せた。

 勝ち点を40とし、首位INAC神戸とは1差。27日の最終節大阪高槻戦(ヤンマー)にレギュラーシリーズ優勝の可能性を残した。主将の岩清水梓(28)も長谷川の初弾に「チャンスを外し続けていたのでいつ来るかと思っていた。途中出場の選手が活躍してくれるのはとても助かる。優勝は他力ですけれど、手にするかしないかは自分たち次第。とにかく最後は勝ち点3をとることだけ」と話した。