今季3度目の「みちのくダービー」は引き分けに終わった。

 山形は後半14分にMFロメロ・フランク(28)がクロスのこぼれ球を右足で押し込んで先制するも、8分後に追いつかれた。23日松本戦に続く今季4度目の得点後10分以内の失点。年間最下位こそ脱出したものの、18戦連続白星なしに終わり、自ら残留の道を狭めてしまった。15位新潟との勝ち点差は9で、残り5試合。石崎信弘監督(57)は「1点とった後のイージーなミスで失点してしまう。苦しいのは分かっている。1つ1つあきらめないで戦っていく」と話した。