勝てば優勝だったINAC神戸が、最後までゴールを割れずレギュラーシリーズ優勝を逃した。

 2位日テレと勝ち点1差で迎えたホーム浦和戦。FW大野忍(31)と高瀬愛実(24)の2トップを中心に相手ゴールに迫るが、決定機を生み出しきれなかった。

 松田岳夫監督(53)は「勝たなければいけないゲームで得点を奪えなかったことが全て。残念ながらレギュラーシリーズは優勝できなかったが、さらに向上してエキサイティングシリーズに臨んでいきたい」と、後ろは振り返らなかった。

 INAC神戸はレギュラーシリーズを2位で終え、高槻に5-1と快勝した日テレが逆転優勝。

 10月から始まるエキサイティングシリーズでは、上位6チームが1回戦総当たりリーグ戦(全5節)を、下位4チームは2回戦総当たりリーグ戦(全6節)を戦う。上位リーグの優勝チームが年間王者となる。