神戸が4連敗を喫した。ホームの鹿島戦は0-2で敗れた。前半25分、セットプレーで先制点を奪われると、終盤の後半33分にはクリアミスを相手に拾われてしまい追加点を許した。

 ネルシーニョ監督は「セットプレーの得点で相手に落ち着きを与えてしまった。それでも、球際やカバーで助け合うことが最後の15分は出せた。これを全ての試合で初めから最後まで出す必要がある。全てささげるつもりで立ち上がりから最後まで集中したい」。

 後半途中から出場し、シュート2本を放ったMF石津大介(25)は「決めきれる選手になりたい」と反省。9月はリーグ戦で勝利がなく、10月も黒星スタートしてしまい「気持ちの部分をもっと表現できれば。ボールを大事にしている比重が強くて、思い切りの良さが出せていない」と敗因を分析した。