柏のエースFW工藤壮人(25)が2季ぶりの2ケタ得点をマークして、チームを勝利に導いた。

 前半12分にMF大谷からのパスを受け、ゴール正面から豪快な先制の左足ゴール。

 1-1と追いつかれた同41分には、DF輪湖の左クロスを頭で流し込んだ。

 工藤はこれで5得点した第1ステージと合わせて年間10点。19点を挙げた13年以来2季ぶり、ここ6年間では4度目の2ケタ得点となった。

 試合後は「僕自身もチームとしても乗っていけるように、2ケタからどれだけプラスしていけるか自分自身にプレッシャーをかけて、残りの試合をやっていきたい」と意欲を見せた。

 7点に終わった昨季との違いについては「ストライカーとしての仕事ができるポジションにいられるというのが今は幸せ。今日もセンターバック2人とのかけひきで先手を取れていた。良いポジションにいれば、味方のパスもよりゴールに近いところで受けられるので、中盤の選手にも感謝したい」と話した。