札幌がMF小野伸二(36)の移籍後初ゴールで、4試合ぶりの勝利を挙げた。前半33分、FWナザリト(25)のパスを受けると、左足で冷静にゴール左隅に流し込んだ。Jリーグでは11年10月23日甲府戦以来、約4年ぶりのゴール。

 「ナザリトが、1対1の形をつくったときに、自分のマークがナザリトに向かっていった。これはボールが来るな、と。ダイレクトで打てるタイミングだったけど、背後からフリーという声が聞こえたので止めてから蹴った。ゴールにパスする感じ。自信はあったけど、これまでしっかり決め切れてなかったから、入って良かった。みんなで勝つという気持ちが出た。DF陣が体を張ってくれたので、何とか返さないとという思いだった」と振り返った。