J2横浜FCのカズことFW三浦知良(48)が14日、横浜市の川島小学校で6年1組の35人の児童を前に「夢」をテーマにした授業を行った。

 カズがJ1神戸在籍時の03年から続けている学校訪問授業で、カズはプロサッカー選手になるまでの苦労など、自分の体験をまじえて語った。質問コーナーでは「一番多かった1年間で稼いだ金額は?」とストレートに問われ「豪邸が100買えるぐらいかな」と苦笑する一幕も。

 授業を終えたカズは、約3割の児童がJリーグを知らなかったことを明かし「日本代表は知っていても、Jリーグになると分からない子がいて。小学生の年代にもっと知ってもらうために永久に努力しないと」と話した。18日のホーム京都戦は川島小の全校生徒を観戦招待する予定で「みんなの前でサッカー選手ということをアピールしたいし、印象に残る試合を」と誓っていた。