G大阪が浦和との因縁の対決を2-1で制した。

 先制したのはG大阪だった。前半7分、FW赤嶺真吾(31)からパスを受けたMF阿部浩之(26)が右サイドからゴール前のMF遠藤保仁(35)へ強めのパスを出すと、遠藤がスルーしそのままゴールへ吸いこまれた。

 0-1で前半を折り返し、後半の入りは浦和ペース。同6分、浦和がゴール前のパス回しで崩し最後はDF森脇良太(29)がシュートを放つもGK東口がキャッチした。その3分後にもCKからゴール前でMF梅崎司(28)が頭で合わせるがゴール右へそれた。

 集中して守備に臨むG大阪は同10分、赤嶺に代えてFW長沢駿(27)を投入。その4分後に阿部が倒され、ゴールまで約25メートルのほぼ中央でFKを獲得。キッカーのMF遠藤保仁(35)がゴール前へ蹴りこむと、身長192センチの長沢が頭で流し込んで追加点を挙げた。

 浦和は後半ロスタイム、FWズラタン(31)のゴールで1点差に迫るも反撃はここまでだった。

 G大阪MF遠藤がJ1通算500試合出場を達成。日本代表のFW宇佐美貴史(23)DF丹羽大輝(29)の2人がJ1通算100試合出場を達成した。