山形は21日、石崎信弘監督(57)が来季も継続して指揮を執ると発表した。就任1年目の14年に素早い攻守の切り替えとハードワークで、4年ぶり2度目のJ1昇格と天皇杯準優勝を果たした。

 現在J1では4勝12分け15敗の年間17位で、残留の最低条件は残り3節を3連勝で、他クラブの結果次第。24日の敵地神戸戦前に留任を発表することで、残留争いに集中する。

 ◆石崎信弘(いしざき・のぶひろ)1958年(昭33)3月14日、広島市生まれ。広島工高、東農大を経て東芝に入団。DFとしてJSL2部ベストイレブンに5年連続で選出。93年に引退し、95年からJFLのNEC山形監督に就任。その後、大分、川崎F、清水、東京V(監督代行)、柏、札幌、杭州緑城U-18(中国)の監督を歴任。175センチ、70キロ。