G大阪FW宇佐美貴史(23)が、あと1点に泣き悔しさをあらわにした。

 広州恒大と0-0に終わり、2戦合計1-2で、08年以来のACL決勝進出を逃した。1-0か2点差以上の勝利なら勝ち上がれたため、FWとして責任を強く感じていた。

 ベンチスタートだった宇佐美は後半15分から投入された。同39分、ボールを奪いシュートを放つもわずかにポスト右へ。決定機を自ら作りシュートまで持っていったが、エースとして「あと1点取れれば。悔しさにつながるゲーム」と悔やんだ。

 ACL4強で終わり、宇佐美は「しっかり切り替えて次につなげていきたい。残っているタイトルを狙っていく。可能性がある限り全て狙っていきたい」と、31日のナビスコ杯決勝やJリーグ年間王者など、次の目標に切り替えた。