G大阪の元日本代表MF遠藤保仁(35)が、クラブW杯(CWC、12月10日開幕、横浜・大阪)出場権獲得にこだわった。明日25日のアウェー仙台戦に向け、23日は万博練習場で調整。ACLは惜しくも4強で敗退し、アジア制覇での出場権獲得は逃した。だがリーグ戦で3位以内に入り、今季から導入されたチャンピオンシップを制すれば開催国枠として出場可能。遠藤は「ACLはなくなったけど、チャンピオンシップを制してCWCに出る」と宣言した。

 08年のクラブW杯では、準決勝マンチェスターU戦で3-5の激闘。敗れはしたものの世界3位に立った。当時も主力としてPKを決めており「チームの雰囲気はいい。しっかり気持ちを切り替えて、ACLの悔しさを晴らしたい」ときっぱり。長谷川監督も「国内で勝ち上がれば、まだ出られる可能性はある。ぜひとも挑戦したい」と意気込んだ。