J1甲府の佐久間悟監督(52)が24日、チームの3季連続の残留が決まった本拠地での広島戦後に今季限りでの退任の意向を示した。

 「現時点で、甲府で現場の監督を続けることは考えていない」と語った。後任は未定。兼任していたゼネラルマネジャー(GM)職を続けるかどうかも含め、今後クラブと協議する。

 佐久間監督は5月に成績不振で契約を解除した樋口靖洋前監督の後を受けて指揮を執った。最下位だったチームの守備を立て直すなどして8勝6分け7敗の成績を残し、残留に導いた。