G大阪がアウェーで仙台に勝利し、年間勝ち点4位からチャンピオンシップ圏内の同3位に浮上した。

 先制したのはG大阪。前半21分、ペナルティーエリア付近でFW宇佐美貴史(23)とFWパトリック(27)がパスでつなぎ、最後はパトリックが右足で今季12点目を決めた。

 反撃に出る仙台は同34分、CKからFWハモン・ロペス(26)が飛び込んで頭でゴールに突き刺し同点に追い付いた。

 しかしその3分後、G大阪は相手DFのクリアミスをパトリックが拾い、MF阿部浩之(26)が頭で落としたボールをMF倉田秋(26)が右足シュート。これがゴール左に決まり、勝ち越した。

 さらにG大阪は後半17分、宇佐美とパトリックがワンツーで崩して、宇佐美がゴール前へパス。相手DFに当たるもこぼれ球を倉田が拾い、左足でこの日2点目を決めた。

 仙台はホーム最終戦を白星で飾れず。第2ステージ15位、年間勝ち点13位をキープした。