G大阪がMF倉田秋(26)の2得点の活躍で、年間勝ち点4位からチャンピオンシップ圏内の同3位に浮上した。アウェーの仙台戦は3-1で勝利した。

 前半21分、ペナルティーエリア付近でFW宇佐美貴史(23)とFWパトリック(27)が抜群のコンビネーションを見せ、最後はパトリックが右足でシュート。これが決まり、先制点を挙げた。

 1-1の同36分、相手DFのクリアミスから味方がつないだボールを倉田が右足で決め、勝ち越し。さらに倉田は後半17分、こぼれ球を今度は左足で決めた。

 大活躍の26歳MFは「攻撃のクオリティーが高かった。でも3点じゃ物足りないかな。リーグ戦は負けたら終わりだと思っている。思いっきりぶつかっていった」。長谷川健太監督(50)は「非常にいい内容。最高の結果。勝てば、年間3位に入ると分かっていて難しいゲームになると思っていたが、自分たちのサッカーをやってくれた」とべた褒めだった。