G大阪MF遠藤保仁(35)が悔しさをばねに残りのタイトル獲得を誓った。前半から一方的に攻めたてられ、シュートもわずか5本に終わった。90分通して反撃の活路を見いだせず、遠藤主将は「負けるべくして負けた。自分たちの力を発揮できなかった。力不足」と肩を落とした。

 ACLも4強で敗れ、今大会も頂点に立てなかった。それでも遠藤は「いい経験をした。チャンピオンになる難しさが分かった。(この敗戦を)いいモチベーションにして、残りはチャンピオンを目指したい」。

 次戦はリーグ戦。11月7日のホーム広島戦で相手は条件次第で優勝が決まる可能性がある。現在、G大阪はチャンピオンシップ(CS)出場圏内の年間3位につけている。悔しい敗戦後にすぐ大一番を迎えるが「大事な試合が続きますし、コンディションを作りながらやっていきたい」と次の目標へと切り替えた。