J2熊本は7日、小野剛監督がクラブの男性スタッフに過度な注意を行ったとして、Jリーグからクラブと監督が厳重注意処分を受けたと発表した。

 小野監督が8月26日に紅白戦前にピッチが整備されていないことを怠慢だとし、スタッフの顔を水たまりに近づけさせ、背中を踏むなどしたという。

 日本サッカー協会(JFA)の暴力根絶相談窓口に匿名の通報があり、Jリーグがクラブに調査を要請していた。小野監督はスタッフと選手に謝罪した。

 小野監督は1998年ワールドカップ(W杯)フランス大会の日本代表コーチやJ1広島監督、JFA技術委員長などを務め、昨季から熊本を指揮。クラブは来季の続投要請をしているという。