スペインメディアで、同国1部Rバリェカノからオファーを受けていると報じられていた柏DF鈴木大輔(25)が10日、移籍へ前向きな姿勢を見せた。

 オファーの存在を認めた鈴木は「まだ決まっていないこと。今は良い形でシーズンを終えることを考えている」と前置きしながらも、「国際舞台も経験しているので、海外でやりたい気持ちはずっと持ち続けていました。今も同世代のメンバーが海外でプレーしているのを見ている。その辺は刺激になっている」と心境を語った。

 柏の広川邦生強化部長(42)も「オファーも来てますし、本人と話しをしながら決めていく形になる。全選手、本人の意思を尊重している」と話しており、移籍に支障はない。

 鈴木は「自分のサッカー人生を考えた時に、1人の人間として(海外でのプレーに)興味がある。チャレンジのしがいがあると思っています。活躍しているのは前の選手やサイドの選手が多い。日本人DFとしての価値を高めるためにも素晴らしいチャレンジになる。そういう機会が来れば自分は非常に幸せだと思う」と話した。