前半からホームの東京が優勢に進めた。

 前半9分にFW東がドリブルで左を突破。同31分にはMF米本がミドルシュートを放った。セットプレーではDF太田がすべてキッカーを務め、好機をつくった。一方の鳥栖は同29分にカウンターからFW早坂がシュートを放つも上に外した。

 後半に入っても東京が押し込んだ。後半25分から布陣を4-4-2に変更し、サイド攻撃も仕掛けた。同27分の東の右クロスにはゴール前で誰も触れず。防戦一方の鳥栖は、同11分にFW豊田を投入したが、ゴールを決められずにスコアレスドローに終わった。

 東京は、G大阪が勝利したため年間順位4位に陥落し、チャンピオンシップ出場を逃した。