J2降格が決まっている清水は2点リードを守りきれず、引き分けた。後半7分にMF白崎凌兵(22)がゴール前の混戦を押し込み、先制点。同11分にはFW北川航也(19)のリーグ戦初ゴールで2点差とした。しかし、相手の反撃を受けると、サイドを崩されて立て続けに失点。年間順位で最下位は脱出したものの、今季を象徴するゲームで最終戦を終えた。

 退任が決まっている田坂和昭監督(44)は「60分過ぎまでやりたいサッカーができたが、90分できないのが現状」と、振り返った。