J2岐阜は27日、元日本代表GK川口能活(40)と来季の契約を更新しないと発表した。

 退団が決まった川口はクラブを通じ「まだまだ現役で頑張りたいので、他のチームに行っても応援してほしいです」と現役続行の意思を表明した。今後は移籍先を探す。

 川口は静岡・清水商高(現清水桜が丘高)から1994年に横浜Mに入団。海外クラブを経て、2005年に磐田入り。14年から岐阜でプレーしたが、2季目の今季は6試合の出場にとどまった。川口は「感謝の気持ちしかありません。チームに貢献することはできなかったが、2年間楽しかったです」とコメントした。

 川口は98年フランス大会から10年南アフリカ大会まで4大会連続でワールドカップ(W杯)の代表に選ばれた。J1では通算421試合、J2では通算43試合、国際Aマッチでは通算116試合に出場。