横浜が28日、今季限りで移転する横浜市みなとみらい地区の拠点、マリノスタウンでの最後のチーム練習を終え、選手はロッカールームにサインするなどして別れを告げた。

 主将のMF中村は「こんな練習場でやらせてもらい、ありがたかった」と述べた。

 2007年に正式オープンのマリノスタウンは天然芝2面、人工芝2面のグラウンドを備える国内屈指の施設だったが、高額の維持費が経営を圧迫していた。12月6日にはファンに施設内を公開するイベントがある。

 来季に向けて始動する来年1月11日以降は日産フィールド小机など、同市港北区の新横浜公園内の施設を利用する。