川崎FのMF中村憲剛(35)が30日、都内でネスプレッソ社のコーヒーテイスティングイベントに出席し、ほろ苦シーズンに別れを告げた。

 「今季はタイトル争いに参加できなかった。ただ昨季の終盤は手術もあって最後まで戦えなかったことを考えると、個人では良かったかな」と。

 この日のイベントでは利き酒ならぬ利きコーヒーにも挑戦。朝や気分の切り替えのため、ほぼ毎日コーヒーを飲むというが「こんなに緊張して飲むのは初めて」と笑いつつ、2問中1問には正解。足もとの技術だけでなく、味覚の確かさも証明した。「ブラジル人選手は1杯のコーヒーに5本くらい砂糖を入れる。僕はそこまでじゃないけど、ブラックでは飲まない。コーヒーももっと勉強しなければならないですね。来季は川崎Fも20周年だし、初タイトルに向けて全力でやっていきたい」と早くも来季を見据えた。