広島の元日本代表MF青山敏弘(29)が、2年ぶりの優勝へ闘志を燃やした。2日のチャンピオンシップ決勝・G大阪との第1戦(万博)に向け、1日は広島市内で最終調整。練習後には居残りで入念なキック練習をこなした。

 大一番に向け、青山は「いい準備ができました。あと1日、しっかり体調を整えたい。ガンバは全員がハードワークできる。そこを上回らないと勝てない。みんながギリギリのところで(相手に)体を当てて、彼らの力を少しでも出させないように粘り強くやる」と意気込んだ。

 相手は昨季3冠だが、今季の広島はリーグ戦を年間首位で終えた。最も成熟したクラブとして、力を出し尽くすつもりだ。