J1年間王者を決めるチャンピオンシップ決勝第1戦は、年間勝ち点1位の広島が同3位のG大阪を2-3と逆転で下した。

 G大阪のパトリックは先発を外れ、後半32分に長沢に代わってピッチに入った。準決勝の浦和戦後には差別的なツイッター騒動もあり、スタンドからはひときわ大きな声援を浴びた。相手ボールを猛然と追い回し、さらにドリブルでゴールに迫る場面もあったが、得点には至らなかった。

 敗戦にも「まだ何も終わっていない。ガンバはこういう苦しい状況を乗り越えてきた」と、次戦へ気合を入れ直した。