日本サッカー協会(JFA)の次期会長選挙で7日、田嶋幸三副会長(58)が必要書類を提出し、正式に立候補の意向を表明した。都内で取材に応じ「ずいぶん前に(立候補の意向表明は)決めていた」などと“第一声”を発した。

 JFAの公式サイト上でもマニフェストといえる「育成日本復活」など7つの政策を記した資料が公開された。そのすべては「この(選挙の)ために書いたものではなく理事会で発言し、10年以上お伝えしてきたこと」。持論であるJリーグの春秋制から秋春制への移行も提案していく考えだ。その上で「変わっていいものと、変えちゃいけないものがある」とし、大仁会長のもと選定された現男女日本代表スタッフにはそのまま指揮を執ってもらうことなどにも触れた。会長選には、既に原博実専務理事が必要書類を提出し、立候補の意向を表明している。