山形DF西河翔吾(32)のJ2横浜FC移籍が決定的であることが11日、分かった。西河はセンターバック(CB)として、今季リーグ戦27試合に出場し2得点。第1ステージでは、右膝負傷のDF渡辺に代わって第2節浦和戦から16戦連続で先発。だが第2ステージ第13節湘南戦以降の5試合は復帰した渡辺に定位置を奪われる形となり、出場機会を失った。

 西河は09年のシーズン途中に期限付き移籍で山形に入団。クラブ初のJ1残留に貢献した。翌10年から完全移籍し、14年にはJ1昇格も経験した。J1通算90試合4得点、J2通算158試合8得点。182センチの長身CBで、セットプレーの起点にもなる。今季J2で42試合58失点のワースト3位タイだった横浜FCにとって、待望の補強だ。入団7年にわたって守備を支えてきた背番号4が、山形を去ることになった。