浦和GK西川周作(29)とMF梅崎司(28)が、旧知の「華麗なる転身」に驚いた。

 2人が大分に所属した当時に社長だった溝畑宏氏が、16日に日本忍者協議会の副会長として、ラグビー日本代表の五郎丸を「マスター・オブ・ニンジャ」に選出。ヤマハ発動機の寮を訪れ、認定証と手裏剣を贈る様子が、テレビなど多くのメディアで取り上げられた。

 17日の練習後、これを伝え聞いた梅崎は「えっ! こんな仕事をされているんですか!」と目を丸くした。「でも、溝畑さんらしいですね。いつもエネルギッシュで、当時と変わらない」とうなずいた。西川も「五郎丸さんを起用するなんて、すごいですよね」と話した。

 溝畑氏は大分の社長として、08年にクラブをナビスコ杯優勝に導いた後、国土交通省観光庁長官に就任。現在は大阪観光局理事長を務めながら、日本文化を世界に広める活動の一環として、日本忍者協議会の副会長などを兼務している。