浦和は23日、湘南から日本代表のDF遠藤航(22)を獲得したと発表した。リオデジャネイロ五輪を目指すU-22(22歳以下)日本代表の主将も務める遠藤は、五輪最終予選に向けた沖縄県石垣市内での合宿で取材に応じ「タイトルを争い、常に勝つことを求められるチームでやることで成長できると思った」と移籍の理由を語った。

 関係者によると複数のJ1クラブが獲得に興味を示したが、2年連続で正式オファーを出した浦和入りを決断。遠藤は「上位のチームで試合に出続ければ(将来の)海外移籍にもつながる」と話した。

 遠藤は湘南ユース所属の2010年に17歳でJ1初出場し、今季は31試合に出場して4得点。ことし8月の東アジア・カップで日本代表デビューを果たし、国際Aマッチ5試合に出場した。