3大会連続8強入りの京都橘(京都)が尚志(福島)に完封負けを喫した。

 前半13分にCKから失点。終了間際まで、エースFW岩崎悠人(2年)を中心に攻めたが1点が遠かった。

 U-18(18歳以下)日本代表で今大会注目ストライカーの岩崎は「僕の力不足です」。尚志のセンターバックのマンマークに苦しみ、得意としているDFの裏への抜け出しができなかった。

 「(マンマークは)初めて。初めてのことが多く、苦しかった。ゴールから遠ざかってしまった」。米沢一成監督(41)は新チームから主将に就任する岩崎対して「来年度はやらないといけないことが増える。チームをまとめることも増える。そこをクリアしていかないといけない」と期待。2年生エースも「ステップアップしてここに帰ってきたい」と気持ちを切り替えた。