G大阪長谷川健太監督(50)が大会2連覇へ導いた。今季の公式戦60試合目。ナビスコ杯決勝では鹿島に0-3で完敗し、Jリーグチャンピオンシップでも広島に及ばず2位止まりだった。

 「(ナビスコ杯で)鹿島に0-3で負けていなければ、終盤にこんなに成長することもなかったと思う」と、過密日程の中でもタイトル獲得にこだわった選手をたたえた。

 2度優勝を逃したことで、頂点への思いはさらに強くなった。「10個シルバーメダルを集めても金(メダル)にはならない。金(メダル)を取れて良かった」。自身としては現役時代の日産以来となる26大会ぶり元日での優勝(前回大会は12月に決勝があったため)。「もっと素直にうれしさがこみ上げてくると思ったけど、意外とほっとしただけでした」と、胸をなで下ろしていた。