鹿島は18日、日本代表FW金崎夢生(26)が退団すると発表した。レンタル元のポルトガル2部ポルティモネンセに復帰する。同クラブは14日に公式サイトで先駆けて復帰を発表していたが、鹿島も追随した形。昨年2月に期限付きで加入した際に結んでいた契約は10日までだった。

 鹿島ではリーグ戦27試合9得点。ナビスコ杯では5戦5発で優勝に貢献し、W杯ロシア大会アジア2次予選を戦う日本代表にも復帰。11月のシンガポール戦でゴールも決めていた。

 海外挑戦の思いを断ち切れず、退団を決意した金崎はクラブを通じ「1年という短い間でしたが、本当にお世話になりました。鹿島アントラーズでプレーできたことを光栄に感じていますし、とても楽しかったです。2015年シーズンは最高のサポーターの応援を背に、あのメンバーとともにタイトルが取れたことが何よりもうれしかったです。これからも僕は、自分自身を信じてサッカー人生を歩みたいと思います。その中で、いつの日かまたカシマスタジアムに戻ることができればうれしいです。アントラーズにかかわるすべての皆さん、そしてサポーターの皆さん、素晴らしい時間をありがとうございました!」とコメントした。