湘南は19日、神奈川・平塚市の砂浜でトレーニングした。気温約6・5度で、強い海風も吹き付ける中、ダッシュを中心に約1時間こなした。

 昨季チーム1位の総走行距離38万2690メートルを走った主将のFW高山も「相当きつかった。地面がゆるい分、負荷があり得ないぐらい変わる」とヘトヘトだった。曹貴裁監督(47)は練習の狙いを「一瞬のパワーや5メートル、10メートルのスピードが戦術で大事になる。その意識を高めるためにやりました。違う場所でやることで気分転換の要素も」と説明。平塚の砂浜での練習は「4、5年ぶり」(同監督)という。昨季の湘南は年間8位だったが、総走行距離と総スプリント回数は1位。自慢の走力をさらに強化し、昨季以上の成績を狙う。