J2C大阪に新加入したMFソウザ(27)が20日、「ポスト蛍」の責任を語った。

 バイーア(ブラジル)から期限付き移籍した新助っ人は、この日も大阪・舞洲練習場での全体練習に参加。約1時間半の体力強化メニューを消化し、「代表選手の代わりということで、責任があります」と、ドイツ1部ハノーバーに移籍したMF山口蛍(25)の後釜として使命感を口にした。

 守備的MFのソウザは、183センチ、75キロの強靱(きょうじん)な肉体を持つ。日本では初めてのプレーとなるが「まずは周りをリスペクトして、自分のポジションを取る」と気合十分だ。現在は単身での来日。6歳の長男に、生後4カ月の長女がいるため、家族はブラジルに残してきた。「職業がサッカー選手だからしょうがないよ。3月ごろには日本に来られるはずなんだ」。寂しさは毎日の電話で埋め、まずはチームにとけ込んでいく。