J2清水は1月31日、鹿児島キャンプをスタートさせた。富士山静岡空港からの空路で入りし、鹿児島市内で開かれた歓迎セレモニーに全選手が参加。式典後、午後5時から約1時間半の練習を行った。初日からパス回しやハーフコートでのゲームを行うなど、実戦に近いメニューを消化。小林伸二監督(55)は「特に守備の部分をやっていきたい」とチーム戦術を徹底させる意向を示した。

 3日のスカパー・ニューイヤー杯がチーム初実戦となる。今季は始動からフィジカル強化を重点的に行ってきたことから、キャンプ中の空き時間には、ミーティングなども行う予定。チームスタイルを確立させる狙いもある。鹿児島出身のMF八反田康平(26)は「(1年で)J1復帰という明確な目標がある。このキャンプでチームとしてしっかりやっていきたい」と意気込んだ。【神谷亮磨】