U-23(23歳以下)日本代表DF室屋成(21=明大)が、プロ1年目では異例の1桁の背番号6を背負うことが濃厚となった。東京は5日、昨季は特別指定選手として登録していた室屋がプロ契約を結んで加入すると発表。明大に籍を置いたままでサッカー部を退部し、大学生Jリーガーとなる道を選んだ室屋は「プロサッカー選手になるという夢を、東京の選手として実現できたことを光栄に思います」とコメントした。

 室屋の背番号は6が濃厚。オランダ1部フィテッセに移籍したDF太田が昨季まで背負った空き番号で、プロ1年目での1桁は異例だ。08年に、同様のケースで明大在学中に東京入りをしたインテルミラノDF長友が5番だったように即戦力と期待されている。右サイドバックに長年定着しているDF徳永を、センターバックにコンバートするオプションもあり、室屋が27日のJ1開幕戦で先発する可能性も十分ある。

 チームには10日から合流予定で、今夏のリオデジャネイロ五輪に向け、プロでさらなるレベルアップを図っていく。