今日6日のJリーグ・スカパー! ニューイヤー杯鹿児島ラウンド第2戦で、磐田-J2清水戦が開催される。磐田DF大井健太郎(31)がセンターバックで先発濃厚だ。

 2試合連続無失点を目指し、DF大井はリーダーシップを発揮する。鹿児島キャンプ10日目の5日、午後練習に臨み、冒頭はCKやFKのセットプレーを入念に確認。フォーメーション練習では主力組のセンターバックに入り、声を張り上げDF陣を統率した。3日のJ2北九州戦ではフル出場。2戦連続の先発が濃厚で「最終ラインの上げ下げや選手の距離感を大事にプレーしたい」と意気込んだ。

 昨季まで所属した新潟で2年間、チーム主将を務めて守備の要として活躍した。今季、完全移籍で古巣に復帰。既に定位置を確保しつつある。新潟でも清水と対戦しているものの、磐田の一員として迎える伝統の一戦は、ひと味違う。自然と気持ちは高ぶり「静岡同士のライバルに負けてはいけない」と口調を強めた。

 北九州戦は1-0で完封勝ちしたが、満足していない。大井は「失敗してもいいので、コミュニケーションを取ることが大事。どんどんトライしていきたい」。ライバル撃破へ、磐田のDFリーダーが体を張る。【神谷亮磨】