U-23(23歳以下)日本代表DF室屋成(明大=21)が8日、都内でJ1東京入団の記者会見を行った。

 室屋は「サッカー推薦でありながら、プロになるのは多くの関係者のおかげです。恩返しはピッチで活躍すること、オリンピックやA代表になって活躍したいです」と話した。

 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選に唯一大学生として出場し、5試合ピッチに立ち、優勝に貢献。「連続出場のかかった緊張感やプレッシャーの中で過ごすのは良い経験になった。プレッシャーを感じてもっとプレーしたい」とプロ入りを決意した。

 背番号は昨季までDF太田宏介が背負っていた6番に決まった。クラブから提示を受け、戸惑いもあったが「プレッシャがすごいけど、あまり考えずに。今は東京の6番と言えば宏介君というイメージがあると思うが、この1年で6と言えば室屋といわれるくらいの活躍をしたい」と意気込んだ。室屋は9日からチームに合流する。