政府が北朝鮮に対する独自制裁を決定したことを受け、日本サッカー協会の原博実専務理事は10日、大阪市で29日から開催される女子のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選で北朝鮮代表が予定通り出場する方向で準備を進めると明らかにした。

 「政治とスポーツは別。(北朝鮮が)大会に出られなければ、別の大きな問題になる」と話し、既に関係省庁と調整しているという。最終予選は日本、韓国、中国、北朝鮮、ベトナム、オーストラリアが総当たりで争い、上位2チームが五輪出場権を得る。