広島の森保一監督(47)が、U-23日本代表FW浅野拓磨(21)に積極性を求めた。

 12日、宮崎キャンプで練習試合を2試合行い、U-23アジア選手権後、初実戦となった浅野は横浜戦に後半22分から、J2町田戦には前半のみ出場し、ダブルヘッダーをこなした。

 いずれも無得点で終え、同監督は「仲間を生かそうとパスした場面があった。彼は単独で相手の守備網を切り崩すことができる。よりシュートへの意識を強く持っていい」と、FWとしてフィニッシュまで運ぶことを求めた。試合は主力組が出た横浜に1-0、若手中心の町田戦は2-0でいずれも勝利を収めた。