なでしこリーグ仙台のルーキーFW本多由佳(22)が、ポニーテールを揺らしながら、チーム今季初めての実戦でゴールした。

 男子中学生のU-15のBチームを相手に、1本目は無得点に終わったが、再びピッチに立った3本目の26分、低いクロスに飛び込んで右足で合わせて、チーム4点目をたたき込んだ。「(3点目まで)FWが決めていて、自分も決めなきゃ」と必死になって結果を出した。

 170センチの長身FWで、大体大4年時の昨年のユニバーシアード日本女子代表では、銅メダル獲得に貢献した。中学から高校までの6年間はサッカーの養成システム、JFAアカデミー福島に在籍。ポニーテールでのプレーは「高校時代から」と言う。なでしこリーグには少ない、髪を揺らしながらゴールに向かう姿が、人気を呼ぶかもしれない。