U-23(23歳以下)日本代表の神戸DF岩波拓也(21)が17日、開幕に向けての実戦勘に自信を見せた。神戸市内で約1時間、ランニング中心のメニューで汗を流した。

 21日にはJ2岐阜とのプレシーズンマッチを予定。現時点では1試合しか神戸での対外試合がないが「僕は(五輪予選で)十分してきているので大丈夫。個人的にはコンディションは悪くない。むしろいい方です」と27日の開幕戦(対甲府)へ不安を吹き飛ばした。

 岐阜戦は敵地長良川競技場で「ぎふ元気まつり2016」と題して開催される。多くのサポーターが来場する、シーズンに近い形となりそうだ。岩波は「試合の中でしか高められないところをやりたい」とDFラインの統率や、戦術の理解などをテーマに掲げる。昨季の主力メンバーでは元日本代表MF森岡や、主将を務めたMFチョン・ウヨンが移籍。自らのコンディション確認に加え、チームとしての自信を貴重な実戦機会で求めていく。