京都から移籍のMF伊藤優汰(23)がJ1デビューを目指す。新潟は23日、開幕の湘南戦(27日)に向けての練習を聖籠町のクラブハウス練習場で行った。伊藤は5対5の実戦形式で、ドリブル突破からループ気味のミドルシュートを披露。「裏へ飛び出せば、いいボールが出てくる」。キャンプでつかんだ感触を形にした。

 11年に入団し、昨季まで過ごした京都ではJ1経験はない。J1で力を発揮するため、新潟への移籍を決断した。「開幕戦で(J1初出場を)狙っている」と闘争心を前面に出す。新潟での生活にも「すしがおいしいですね。寒さ対策はなるべく外出しないこと」と慣れてきた。プレーでもさらにフィットし、開幕に合わせる。