日本協会の大仁邦弥会長(71)が25日、東京・文京区のJFAハウス内の会長室で在任期間の4年を振り返った。任期満了により27日で会長職から降り、名誉会長に就任する。「私には荷が重い。4年間、ずっとしんどかった。ゆっくり温泉につかって、おいしいものを食べたい」と話した。

 選挙制度を導入し、W杯ブラジル大会出場やなでしこの大躍進、フットサル、ビーチサッカーのW杯出場など数多い思い出の中「日本サッカー界の長年の夢だったフットボールセンター設立のめどが立ったことがよかった。(予定地の)幕張はA代表の前線基地になる」と振り返った。さらに「男子のリオ五輪出場はうれしかった。難しいと言われたけど、頑張ってくれた」と話した。