磐田DF桜内渚(26)の季節がやってきた。30日、桜が咲き始めた磐田市内のグラウンドで、次節アウェー大宮戦(4月2日)に向けた練習に参加した。

 桜内は12日のアウェー柏戦(2-2)で、左太ももを負傷。うまく力が入らない状態ながら、19日のホーム福岡戦(2-2)にもフル出場した。その後、25~28日までの4日間は治療に専念して完全復活。この日は全体練習でフルメニューをこなし、「もうきれいさっぱり治った。怖さもなく、100%」と“開花”を宣言した。

 11対11で行われた紅白戦では、3バックの右サイドに入ってプレーした。「(ラインを)下げすぎずに、タイミングよく攻撃にもからみたい。ポジションを考えて、しっかり合わせていきたい」。次節で満開状態にするべく、意識を高めていた。【保坂恭子】