J2千葉MF長沢和輝(24)が重要な上位対決で得点源となるべく意気込んだ。2日、千葉市内で3日のアウェーC大阪戦に向け約1時間半、練習した。

 J2は大混戦で、勝ち点差3に7チームがひしめく。千葉は現在、勝ち点10の7位だが、2位C大阪との勝ち点差も3。直接対決を制すれば、一気に上位進出が見込める。まだシーズン序盤だが、8季ぶりのJ1昇格へ、大きな弾みになる。長沢は「前めの選手ですし、ゴールに絡むプレーがしたい。ただ、どういう形であれ、勝利につながるプレーができればいい」と力を込めた。

 長沢は昨季ドイツ1部リーグのケルンでプレー。同じく今季国内復帰組のC大阪FW柿谷曜一朗(26)との面識はないものの、ともにドイツでプレーしたC大阪MF丸岡満(20)とは、現地ではよく食事に行く仲だった。「(丸岡)満と対戦したい気持ちはある」と言うが、丸岡はC大阪で、まだ出番なし。千葉戦でも対戦は実現しないと見込みで「まずは自分のプレーに集中したい」と表情を引き締めた。