G大阪がホームで上海上港に敗れ、2敗2分けの4戦勝ちなしとなり、1次リーグ突破が厳しくなった。

 前半から、FWエウケソンらを擁する上海上港の協力攻撃陣が襲いかかった。MFコンカの直接FKなど、厳しいシュートをG大阪GK東口が再三の好セーブ。前半をなんとか無失点でしのいだ。

 後半になっても、上海上港の攻撃のペースは止まらない。GK東口も必死の抵抗を見せたが21分、FWウー・レイが先制ゴール。さらに同27分、FWルー・ウェンジュンにも得点を許した。ビハインドはあまりに重く、なすすべなく敗れた。

 長谷川監督は「球際やセカンドボールへの反応など、単純なところで向こうの方が体を張っていた。終始ペースを握ることができなかった」と振り返った。

 G大阪の次戦は19日、ホームに水原(韓国)を迎え戦う。

 ACLは32チームが出場し、1次リーグは全8組で総当たり(ホームアンドアウェー)で実施。各組上位2チームが決勝トーナメント(T)に進む。決勝Tもホームアンドアウェー。優勝すればクラブW杯の出場権を得る。昨季優勝は広州恒大(中国)。