H組の浦和はアウェーでシドニーFC(オーストラリア)と0-0で引き分け、同組2位以内を確定させて2008年以来の決勝トーナメント進出を決めた。

 F組の広島は敵地で山東(中国)に0-1で敗れ、1試合を残して敗退が決定。

 E組の東京はホームで全北(韓国)に0-3で完敗し、同組3位に後退した。

 浦和は16強入りを決めていた相手の攻撃を粘り強くしのぎ切った。勝ち点8で、同10のシドニーFCに続き2位。H組で昨季覇者の広州恒大(中国)は1次リーグ敗退。

 広島は前半にセットプレーから失った1点を取り返せなかった。

 東京は攻守に精彩を欠いて勝ち点7から伸ばせず、同9の全北に首位を明け渡した。

 ▽浦和ペトロビッチ監督 チームにとっていい試合だった。ピッチがもう少しいい状態であれば、内容のいい試合ができたのではないか。選手は得点してもおかしくないチャンスをつくった。

 ▽東京城福監督 サポーターの前で突破を決められなくて残念。失点しないことを念頭に置きながらどう攻めていくか、チームとしてもう一度整理しないといけない。

 ▽広島森保監督 (1次リーグ)突破がたたれてしまい、非常に残念。勝つか負けるか、ボールを奪うか奪われるか、サッカーの本質を痛感させられた。