磐田は20日、ナビスコ杯アウェー湘南戦で0-0と引き分けた。ボールを保持しながら決定的な場面を作ることができず、後半途中からは高卒ルーキーのFW小川航基(18)が投入されたがノーゴール。J1リーグ前節ホーム横浜戦(16日・1-5)からの停滞ムードを打ち破ることができなかったが、名波浩監督(43)は「価値ある引き分け」と位置付けた。

 プロ2試合目を無得点で終えた小川航は、悔しさを口にした。シュート0本に終わり「これが今の実力」と話した。試合終了間際には、ゴール前で相手DFを背負ってパスを足元で受けたが、シュートを打つことができなかった。練習でも取り組んでいる形だったが「イメージはあったけど、練習と実戦では違った」と振り返った。