先制したのはホームの神戸だ。前半7分にスローインから、ゴール前にこぼれたボールを、FW渡辺千真がボレーで押し込んだ。アウェーの仙台もすぐに反撃。同18分にFW野沢が左足で同点ゴールを決めた。前半は1-1で折り返した。

 仙台は後半27分に途中出場のMF奥埜が2-1とする勝ち越しゴール。そのまま試合終了かと思われた。

 しかし、神戸は意地を見せる。4分と表示された後半ロスタイムに、FW渡辺がこの日2点目となる起死回生の同点弾。辛うじて2-2の引き分けに持ち込んだ。仙台は、あと1歩で今季3勝目を逃してしまった。