Ｇ大阪の大卒ルーキーＦＷ呉屋大翔（２２）がＪ１初先発を果たした。

　ＦＷ宇佐美が先発落ちし、代役を務めた。シュート４本を放ち、好機を演出。ＦＷパトリックとの２トップで相手に脅威を与えた。

　呉屋は「チームが勝てていなかった中で、ようやくつかんだチャンス。スタメンは２日前から言われていたので、気持ちと体の準備はできていた。でも、しっかり（得点という）結果を残したかった」と、満足することはなかった。

　それでも、相手ＤＦの背後を狙い続ける献身的な姿勢を見せた。ＭＦ今野は「呉屋とパト（リック）が（相手ＤＦの）裏を取り続けていたことで相手も間延びした。攻撃のバリエーションが増えた。２人が走ってくれることで、（自分も）前を見るようになったし、ものすごいやりやすかった」と絶賛していた。